スワップポイントは2通貨間の金利差調整額
FXをするにあたってスワップポイントは絶対に聞いたことがある用語と思います。
でも意味はしらないという方のために解説してみたいと思います。
FXで稼ぐ方法はたくさんありますが、その中でスワップポイントというものがあって、
2通貨間の金利差調整額がスワップポイント。
簡単にいうと金利の低い国の通貨を売って、金利の高い通貨を買う取引をしたときに、金利差分を受け取れるというものです。
具体例を出すと【2017年9月】
ブラジルのレアル【金利9.25%】
トルコのリラ【8.00%】
これに対して現在の日本は0.1パーセントです。
ブラジルと比較すると
9.25-0.1=9.15%も金利に差があります。
ブラジルのレアルが35円とすると
1レアル=35
9.15%×35×1万通貨【最低取引額】=32025円となります。
で9.15%は一年間預けた場合の金利ですから÷365をします。
で一日87円ですね。
金額が小さいと思われた方もいらっしゃると思いますが、
スワップポイント狙いの方はお金をふんだんに持っている方が多いので
例えば1万通貨ではなく10万通貨取引しているとすれば
一日870円。
年間で計算すると30万円ほどお金を手に入れることができます。
100倍にすると年間に313万円ですね。
普通の社会人の為替の金額は人にもよりますがそこまで大きな金額で取引することもないと思います。
スワップポイントのメリット
①ポジションを持つだけでお金が入ってくる。
②頻繁に取引をしなくても良い。
③レバレッジを1倍とかにしていれば外貨預金と同じようなもので低リスク。
スワップポイントのデメリット
①為替の変動でスワップポイントの利益が吹っ飛ぶことがある。【為替差損の発生】
これが一番怖いところです。トータルで損したら意味ないですからね。
この対策としてはきちんと損切りのポイントを設定し、レバレッジを低くしてポジションが持ちこたえられるようにすること。
大きく勝てる可能性のあるFXですが、大負けして借金自国に陥らないためにリスクを最低限にする必要があります。